=========================================================================== 【ソフト名】 JWC 外変 緩和曲線(ｸﾛｿｲﾄﾞ他)作図 【登 録 名】　CLTHID02.LZH 【制作者名】　a-naga(長濱　敦　DZC04707) 【動作環境】　JW_CADとjgawkの動作する環境 【動作確認】　NEC PC9821Na12,Ne,Ne2,Ap/U2,Xe10,Xc13 【開発言語】　jgawk 【展開方法】　LHA X .LZH 【取扱種別】　フリーソフト 【転載条件】 転載配布条件による． =========================================================================== ■このプログラムはＪＷ＿ＣＡＤの外部変形機能を利用し，以下の作図を曲線デー タ（POLYLINE）として行うスクリプト集です． 1.円弧 2.クロソイド（主に道路や営団地下鉄等で使用される緩和曲線） 3.三次放物線（主にＪＲ(在来線)等で使用される緩和曲線） 使用方法は，３つともほぼ共通で作図ウインドウ上で以下の手順で行います． １）始点の位置指示 ２）終点の位置指示 ３）円弧中心点方向の位置指示 ４）各パラメータの入力（Ｒ，Ａ，ＴＣＬ等） ５）分割数の入力（無指定で図上１ｍｍ） ・円弧とクロソイドは別途幅員ファイルの指定で幅員を作図できます． 摺り付けも可能です．（摺り付け方法は比例配分） ・クロソイドと三次放物線は中間緩和（いわゆる卵型）の作図もできます． ・３つとも始点と終点に法線方向の旗揚げ（アシ）がでます． ・３つとも始点の追加距離と測点ピッチを入力することで測点のプロットが行え ます．（プロット記号は短い法線(ヒゲ)ですので後で色々と利用できます．尚， 測点名称は作図されません．） ■同梱ファイル 　このファイルには以下のファイルが圧縮されています． 1.CLTHID02.TXT 今お読みのファイル 2.ARC_P .BAT 円弧作図用 BATファイル 3.ARC_P .AWK 円弧作図用 AWKスクリプトファイル 4.CLTHID_P.BAT クロソイド作図用 BATファイル 5.CLTHID_P.AWK クロソイド作図用 AWKスクリプトファイル 6.3JI_P .BAT 三次放物線作図用 BATファイル 7.3JI_P .AWK 三次放物線作図用 AWKスクリプトファイル 8.HUKUIN .TXT 幅員サンプルファイル ■使用方法 はじめに． ・上記ファイルのうち 2 〜 9 までをのあるﾃﾞｨﾚｸﾄﾘに解凍する． ・十分なメモリがないと実行できないので等のﾒ ﾓﾘｽﾜｯﾊﾟを組み込んでおく． ・スクリプトの実行にが必要なのでパスの通ったﾃﾞｨﾚｸﾄﾘに置いておく． ・始点終点が既にプロットされていることが前提なので，座標プロットの外変等 であらかじめプロットをしておく．（始点終点のプロットがなくても動作しま す．(使い方を工夫すればプロットなしでも線形図は描けます．)） １．円弧作図 元々は大きい円（弧）をプロッター出力する際の精度が良くなかった（JW_C- AD Ver.2.14 以降で改善）ので作ったスクリプトですが副産物として円弧中で の拡幅の摺り付けができるので“Ver.2.14”以降をお使いの方はこの機能を利 用されると良いと思います． ・縮尺等を確認する． ・を起動する． ・始点（ＢＣ）の位置を指示する． ・終点（ＥＣ）の位置を指示する． ・円弧中心点方向の位置を指示する．（中心点位置ではなく，始点と終点を結ん だ弦に対してどちら側かということ．） ・半径（Ｒ）を入力する．（単位：ｍ，無指定で半円） ・分割数を入力する．（無指定で図上１ｍｍ） ・追加オプション １） /O or /o ：測点プロット追加 外部変形が実行されると画面がクリアされます． @測点の追加距離を入力．（リターンのみでこのオプションがスキップ） 追加距離の入力となっていますが，要は次の測点までの単距離が分かれ ば良いので，上位を省略できます． 　　例）　追加距離　　入力値　　測点ピッチ 125.156 5.156 20.000 1235.156 15.156 20.000 245.156 45.156 100.000 1355.156 55.156 100.000 A測点ピッチを入力．（リターンのみで 20ｍ ） ２） /H or /h ：強制反転 円心方向を算出するアルゴリズムが良くないので以下の条件の時に誤判定 してしまいます．その時はこのオプションを使用して下さい． @始点から終点への方向角が 315ﾟ＜Ｔ＜360ﾟ の時の右回り．（左回りと 判定してしまう．左回りは正しく判定する．） ３） /F or /f ：幅員ファイル読込み /F[FileName]，オプションの後にファイル名をフルパスで指定．（拡張子 まで．）ファイル名を指定しない場合，のあるディレクトリの となります． 幅員ファイルの記述方法については，同梱の“HUKUIN.TXT”をお読み下さ い．尚，幅員ファイルで中心線を指定しても始点と終点に“アシ”はでま せん． ２．クロソイド作図 ・縮尺等を確認する． ・を起動する． ・始点（ＫＡ or Ｒ１(大円)）の位置を指示する． ・終点（ＫＥ or Ｒ２(小円)）の位置を指示する． ・円弧中心点方向の位置を指示する．（中心点位置ではなく，始点と終点を結ん だ弦に対してどちら側かということ．） ・半径（Ｒ１）を入力する．（単位：ｍ，無指定でＡ型） ・半径（Ｒ２）を入力する．（単位：ｍ，無指定で 200，R1 > R2とする．） ・パラメータ（Ａ）を入力する．（無指定で 100） ・分割数を入力する．（無指定で図上１ｍｍ） ・追加オプション １） /O or /o ：測点プロット追加 外部変形が実行されると画面がクリアされます． @測点の追加距離を入力．（リターンのみでこのオプションがスキップ） 追加距離の入力となっていますが，要は次の測点までの単距離が分かれ ば良いので，上位を省略できます． 　　例）　追加距離　　入力値　　測点ピッチ 125.156 5.156 20.000 1235.156 15.156 20.000 245.156 45.156 100.000 1355.156 55.156 100.000 A測点ピッチを入力．（リターンのみで 20ｍ ） ２） /H or /h ：強制反転 円心方向を算出するアルゴリズムが良くないので以下の条件の時に誤判定 してしまいます．その時はこのオプションを使用して下さい． @始点から終点への方向角が 315ﾟ＜Ｔ＜360ﾟ の時の右回り．（左回りと 判定してしまう．左回りは正しく判定する．） ３） /F or /f ：幅員ファイル読込み /F[FileName]，オプションの後にファイル名をフルパスで指定．（拡張子 まで．）ファイル名を指定しない場合，のあるディレクトリの となります． 幅員ファイルの記述方法については，同梱の“HUKUIN.TXT”をお読み下さ い．尚，幅員ファイルで中心線を指定しても始点と終点に“アシ”はでま せん． ３．三次放物線作図 ・縮尺等を確認する． ・<3JI_P.BAT>を起動する． ・始点（ＢＴＣ or ＢＣＣ(大円)）の位置を指示する． ・終点（ＥＴＣ or ＥＣＣ(小円)）の位置を指示する． ・円弧中心点方向の位置を指示する．（中心点位置ではなく，始点と終点を結ん だ弦に対してどちら側かということ．） ・半径（Ｒ１）を入力する．（単位：ｍ，無指定で基本型） ・半径（Ｒ２）を入力する．（単位：ｍ，無指定で 100，R1 > R2とする．） ・緩和区間長（ＴＣＬ）を入力する．（単位：ｍ，無指定で 20） ・分割数を入力する．（無指定で図上１ｍｍ） ・追加オプション １） /O or /o ：測点プロット追加 外部変形が実行されると画面がクリアされます． @測点の追加距離を入力．（リターンのみでこのオプションがスキップ） 追加距離の入力となっていますが，要は次の測点までの単距離が分かれ ば良いので，上位を省略できます． 　　例）　追加距離　　入力値　　測点ピッチ 125.156 5.156 20.000 1235.156 15.156 20.000 245.156 45.156 100.000 1355.156 55.156 100.000 A測点ピッチを入力．（リターンのみで 20ｍ ） ２） /H or /h ：強制反転 円心方向を算出するアルゴリズムが良くないので以下の条件の時に誤判定 してしまいます．その時はこのオプションを使用して下さい． @始点から終点への方向角が 315ﾟ＜Ｔ＜360ﾟ の時の右回り．（左回りと 判定してしまう．左回りは正しく判定する．） ■謝辞 JW_CADはもちろん，JGAWK，RSWAP等の有用なプログラムを無償で提供して下さっ ている方々にこの場を借りてお礼申し上げます． ■転載配布 (１) 著作権 このプログラムはフリーソフトウェアーです． このプログラムの著作権は，a-naga（長濱 敦 ID:DZC04707）が所有してい ます． 著作権者の権利を侵害する行為は，固くお断り致します． 但し，このプログラムの複写・使用はどなたでも自由に行う事が出来ます． このプログラムの対価として，著作権者に金銭等を支払う必要はありません がメール等頂けましたら嬉しいです．（^_^） (２) 免責事項 このプログラムを使用した事によって発生した損害は，一切保証しません． このプログラムに不備があっても，作者はそれを訂正する義務を負いません． (３) 転載及び配布 転載・配布の際は，下記の条件を守って下さい． 1)プログラムを改変しないこと． 2)このファイル内のアーカイブファイルの内容をまとめて配布すること． 　書籍・雑誌等への収録および他のネットへの転載については，あらかじめ ご相談下さい． (４) フリーソフトウェアの表示 このプログラム，または付属するドキュメントを配布する場合，このファイ ルをプリントアウトして配布するようにして下さい． (５) プログラムの修正 個人で使用する際に，プログラムを修正する事は差し支えありません． 修正を加えたプログラムをアップロード等するときはメールを下さい． 但し，商用目的の場合は禁じます． (６) その他 バグやご意見等ありましたらご連絡頂けると嬉しいです． ■ダウンロード CLTHID02.lzh でダウンロードして下さい．